男の料理!
手越原徹さんの2007年から月刊コミックブレイドアヴァルスに掲載された作品で、描き下ろしを含めBLADE COMICS avarus全1巻が出ています。
母親を亡くし、父親がおそらくそのショックで体調を崩し療養しており、ただ一人執事達に囲まれて暮らしていた大金持ちの坊ちゃんが主人公のストーリーです。
とはいってもメインなストーリーがあるワケでなく、退屈な一人暮らしの中でのちょっとしたエピソード内で、あまり一般的でない料理がなんの脈絡もなく周囲の男たちによって登場し、ご丁寧に執事さんのお料理講座の名のもとにレシピが詳しく紹介されています。
「ティット・ヘオ・コー・チュン」というベトナム料理、「ヤンソンさんの誘惑」というスウェーデン料理、「ゼリーフライ」という埼玉県行田市のご当地料理に、「ホゲ」というブータン料理や「ポキ」というハワイ料理等々がとりとめもなく登場するちょっと変な世界感のあるマンガですね。
このマンガを読んで、つくってみようとする人っていますかね?
登場人物がなんとなくホンワカ状態なのもいい雰囲気ですが、やがて父親から一緒に住もうとの手紙が届きます。
それは今の暮らしに終止符を打つことになりますが…
なかなかハートフルにまとまった作品ですね。
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