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2007年4月27日 (金)

納豆ロード

 矢口高雄さんによる「ニッポン博物誌」の中の短編で、1980年に少年サンデーに掲載されたものです。
私は少年サンデーコミックス版「ニッポン博物誌」第4巻に掲載されていたものを読みました。
 糸引き納豆起源の有力な説である源義家由来説の矢口さんなりの仮説をマンガ化したもので、兵糧攻めのおり近くの農家から供出させた煮豆を藁のかますに詰めていたものが発酵して糸引き納豆になったというストーリーは巧みな絵もあり説得力を持っていますね。
納豆は大徳寺納豆や浜納豆などの塩納豆がありますし、日本周辺の国にもテンペなどの類似品もあることなど、なかなか起源をはっきり説明することは難しいのですが、矢口さんの義家が糸引き納豆の製法を各地に伝えながら上洛したとする説にはちょっと疑問があります。
何故糸引き納豆が関西では食べられなかったのか?を十分説明できないと思うからなのですが、当時すでに塩納豆が普及していた京周辺では糸引き納豆はゲテモノ扱いされていたのかって思ったり、お菓子の甘納豆との関係は?等々想像力をかきたてられるマンガですね。

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